人間には、本来自然な成長能力がある。
カール・ロジャースの言葉です。
人間は、本来勝手に幸せに向かっていくはず。
でもなぜ?うつ(鬱病)は、私の邪魔をするのか?
私は、自分の心を分析し、心の誤解に気づきました。
それは、うつ(鬱病)は“私を邪魔をしている”のではなく
“私を守ろうとしてくれている”ということでした。
心理療法で自分の心を分析する。うつ(鬱病)の目的を探る。
私は、心の負担に苦しむ方々の真の協力者を目指しています。
心理学を学んで、ある著書のある言葉に感銘を受けました。
それは、精神分析家ベッテルハイムの「フロイトと人間の魂」という著書にあります。
“精神分析の一番の根本は自分を知るということ。自分を分析して知ること。”
“自分のことは放っておいて、人の分析ばかりをしているのは、おかしい。”
私は、心理学と心理療法を学ぶにあたり、理論だけに頼ることはしない。
自分の心を分析して、自分の心で理論を確かめ納得しようと決めました。
自分の心で確かめ納得した理論だけを、世の中に役立てようと決めました。
そして、うつ(鬱病)を患う自分の心を分析して、うつ(鬱病)の目的を探りました。
うつ(鬱病)の目的とは?それは、生命力の回復に専念させることでした。
動物は、生命に関わる傷を負ったとき、傷が癒えるまで、ただじっとしています。
何もしようとせず、深い眠りにも落ちず、食事も取らず、静かに回復に専念します。
それは、まるで何かに強く命令されているかのようです。
きっと、生命力の回復に専念せよと、何かが強く訴えてるからではないでしょうか。
私は、うつ(鬱病)の症状に襲われるたび、
“きっとこの苦しい症状にも、何か役割があるんじゃないか?”
そんな視点で、うつ(鬱病)の症状を分析しました。
そして、自分の心に、まず生命力の回復に専念させようとする意図を感じました。
心理療法を用いて、うつ(鬱病)の症状を分析したレポートを公開しています。