将来が不安で苦しいとき、具体的な解決策が見つかる4つの方法

「人生一寸先は闇(闇は分からないの意味)」とは、
酒場でおじさんがよく言っているフレーズですが、
同時に人生を的確に言い当てている言葉でもあります。

人は先(将来)が読めない時はどうしても不安になってしまいます。
その不安を押し殺して前に進まなければいけないことが分かっているのにです。

その状態は、まるでアクセルを踏み込みながら
ブレーキをかけている車のよう。
最後にはガソリンという「やる気」や気力を無駄に消耗しかねない
結果になるかもしれません。

そんな時は、今回紹介する将来の不安を解消する方法を試してみましょう。
あなたが、将来の不安を気にすることなく将来と向き合えるように!

答えの出ない質問を投げかけるのを止める

将来が不安になってしまうと、
どうしてもまだ見えない答えについて考え
(自分自身に問いかけたり)をめぐらせてしまったり
過去の選択肢や判断について思いやってしまうものです。

例えば以下のように

「将来どうなるんだろう?」(神様でないと分かりません)

「この先、どうしていったらいいのだろう」(漠然として答えが導き出せません)

「あの時、○○の方に進んでいたら」(○○の方を選択していないので判断できません)

この様な類の質問や思いを脳に投げかけてしまうと、
意識化の脳では考えることを止めても自分のコントロールのできない
無意識下では考えることを止めることができず、

かといって答えも導き出せないので無意識下での思考容量を
オーバーしてしまい体がストップをかける事態を招いてしまいかねません。

これが、うつ傾向の始まりといわれています。

この様な状態になってしまっては、考えることもできませんし、
場合によっては体がダルくなって睡眠を繰り返し
脳の活動を制限する(いわゆるうつ状態)に進行していきます。

さらに、自分自身ではコントロールが効かず、
状況把握も出来ないため、誰か
(臨床心理士やカウンセラー等の専門医)の助けを借りなければ
回復できなくなってしまいます。

もし、このような答えの出ない質問の投げかけや思いをめぐらせていたら
思考をいったん中断させ
(何か趣味のようなものを切り替えに活用するのも方法の1つです。)
直近のできることにフォーカスを当て考えてみるようにしましょう。

自分の心と向き合えるのは、自分自身しかいません。
この心のレーダーを認識しておいて答えの出ない質問を
極力投げかけないようにしていきましょう。

 

考えを整理し、思考を棚卸ししよう

将来が不安になった場合、自分自身では、
整理がつかなかったりするケースが多々あります。

また、やらなければいけない事はうすうす分かってはいるのだけど、
取っ掛かりがなく行動を起こせないまま空回りしている。
という状態のときは、誰かと話をしてみることをお勧めします。

その際、相手のアドバイスに期待するのではなく
相手により自分の状況や心情を理解してもらうことに
重点を置いてみてください。

自分の事を声に出して相手に説明しようとする時に
意外に自分自身の中で整理が付いてくるものです。

周囲に話を聞いてもらえるような方がいない場合は、
思い切ってプロのカウンセラーを頼ってみるのも良いかもしれません。

プロのカウンセラーは、話を聞きアドバイスをするのではなく
自分自身の中にある答えを自分自身で気付く為の手助けをするように
訓練されています。

カウンセラーと聞くとメンタル不調をイメージしてしまいがちですが
そんなことはありませんので気軽に利用してみるのもお勧めです。

 

将来の不安を細分化してみよう

将来の不安を細分化してみると、緊急性の高い不安要素は
仕事に多く緊急性はありませんが継続的に不安になる要素となるのが
お金と健康・家庭ではないでしょうか。

今度は、この4つの中のカテゴリ(仕事・お金・健康・家庭)を
さらに細分化していくとそれぞれのリスク予測と対処方法がリンクしやすくなって、
全くのお手上げ状態から解消する手立てが見えてくるかもしれません。

また、細分化した問題やリスク予測に合う対処方法が見つからない場合は、
周囲の人や経験者に確認してみたり、ネット検索等で
同様の悩みを抱えている方や解決しようとしている方
(答えを(対処策を)持っている)を探してみるのもお勧めです。

細分化し細かくした問題には漠然としていない分
明確に伝わるので答えを得やすくなります。

 

闇雲に不安になっていてはダメ。自分の市場価値を確認しよう

我々のキャリア(特に仕事の面)は、
年齢とともに市場価値が変化していきます。

これは、自分自身ではどうにも出来ないので早めに確認しておきましょう。

一般的に転職は、35歳から42歳まで。
経験のない職種へのジョブチェンジは20歳代の前半。
10年勤めてキャリアとして見られるなど、
転職にからめたキャリアアップには市場が深くかかわってきます。

その様な状況を知らずに、ただ闇雲に突っ走ってしまっては
不安を助長させる結果につながりかねません。

確認方法は、「リクナビNEXT」の転職サイトに
自分の経歴を掲載してみましょう。

また、転職エージェントなどを活用してみるのも良いかもしれません。

転職エージェントは、あなたを企業に売り込んで入社させて
(転職させて)初めて企業から利益を得る仕組みになっています。

利用しても費用はかかりません。
だからこそ、シビアにあなたのキャリアを評価してきます。

厳しい目に触れることによって自分の市場価値が分かると
留まるのがいいのかを含め今後の仕事や方針が決めやすくなります。

 

負の感情を断ち切る!人生の絶望感からあなたを救う4つのアプローチ

人生の好転は絶望感へのアプローチで決まると思います。
絶望感を持ってしまった時にどういう心持で
どんなことを準備するのか。

それにより好転が生まれる時期や大きさが変わります。

今回は、人生で直面した絶望感へアプローチする方法をご紹介します。

「かけ離れた」に正しくアプローチする

私たちが絶望感を味わう時ってどんな時なのでしょうか。

それは、夢や理想、希望、目標、目的を抱いていたのに
現実は思うようにいかず、想いと現実のギャップに
ショックを実感してしまった時ではないでしょうか。

これには、目標や目的を持てずに枯渇感を感じてしまうケースも含まれます。
仕事や結婚、家族などの将来についてや、様々な人間関係など、
人はいろんな場面で様々な想いをもっています。

その時に注意しないといけないのは、想いを固定化させてしまわないことです。

理想である想いを人は高く設定してしまいがちになりますし、
「ここ(これ)しかない。」と思い込んでしまいがちです。

しかし、理想は時間軸や視点をかえてみると
意外に付き合やすいモノなのかもしれません。

高い想いに足がすくんで前に踏み出せなくなってしまったときは、
より周りを見て当面のやるべきことに目を向けてみるのも
「かけ離れた想い」に近づける1歩です。

 

「考え」を守る

意外に知られていませんが、人間には考える領域が2つあります。
1つは意識領域、もう1つは無意識領域です。

意識領域は自分がコントロールできる領域で、
無意識領域は自分がコントロールできない領域です。
この2つの領域がうまくイメージできない人でも、
こんなシーンは経験したことがあるのではないでしょうか。

道で人とすれ違った。
向こうは自分を認識して挨拶してきたが
自分は相手が誰だか思い出せない。

とりあえず会釈をして別れた。
その夜、お風呂に入っていると突然、
「あれは○○さんだ。」と思い出した。

お風に入っている時、
「事前に道ですれ違った人は誰だったか?」と考えてもいないのに
答えが浮かんでくるのは不思議な感じがしますが、
このメカニズムは、「誰だったか?」という問いかけを
無意識の領域では、ずっと考えていて答えを探そうとしていたからです。

無意識はコントロールできない領域ですので、
考えていることを自分自信が知らなかっただけということがその正体です。

この様に無意識では「なにを考えているのか」分かりませんから、
当然その考えを意識的に止めさせることもできません。

そんな、無意識に答えの出ない質問を投げかけてしまったらどうなるのでしょう。

「自分はなんてダメなんだ」⇒人間にはダメでない部分も数多くあります。

「もし、あの時別の会社に就職していたら」⇒その会社に就職していないので
本当のことは分かりません。

「別の人と結婚していたら」「もっと別の道があったのでは」

など答えの出ない質問で自分の無意識領域がイッパイになってしまったら、
無意識は考える行為そのものを強制終了させてしまいます。

この状態が「うつ状態」なのです。
答えの出ない質問を自分自身に投げかけていないか確認し、
負のスパイラルに取り込まれる前に答えの出ない質問を
投げかけるのを止め、考える行為を守ることが重要なのです。

 

「笑顔」に注意する

よく、全ては「笑顔」から始まる。
苦しい時こそ笑顔。などといわれますが、
この考え方は間違いではありません。
人は人と関わらなければいけない動物です。

その為にはコミュニケーションが重要なのですが、
コミュニケーションは意思の伝達というくらいで、
自分の頭と相手の頭をケーブルで結んで思いをやり取りするのではなく、

結局は相手の言葉や表情、仕草、立居振舞、みなりなどから察する
(想像する)しかないのです。

その時にあなたが妙にやる気をなくしていたり、
打ちひしがれていたら、「まだ、時期ではないのかもしれない」と
相手が助成を躊躇するかもしれませんし、
多くの人の助成を得られない可能性もあるかもしれません。

辛い時こそ表情を大切にしましょう。

 

「内に内に」籠らない

人は結局、自分で物事を決定し生きて行かなければいけませんが、
辛いときに自分を自分自身で癒す経験がなかったり、
その範疇を超えてしまった場合に頼りになるのはやはり人になります。

内に籠って考えてしまう傾向を感じたら率先して人と関わってみるのが良いかもしれません。

どうしても躊躇してしまう場合は書籍などを活用してみましょう。
書籍は著者の思考プロセスをまとめたものです。

但し、批判的な見方をするのではなく、
自分が試してみたいことや実践できることを探して
実際に試すようにしてみることが重要です。

また、インターネットなどを活用して、
絶望から立ち直るための自分自身のキャッチコピーを
探して見るのも有効かもしれません。

誰かの名言や何気ない言葉が自分にとって
支えになることは珍しくありません。

漠然とした不安を解消!『誰とも話したくない』ときの5つの改善策

誰とも話したくない。関わりたくない。会いたくない。
でも、仕事や付き合いもあって逃げ場がない。
と感じていませんか?

理由はその人ごとに様々あると思いますが、
もしそのような状態でいることでストレスがたまり、
苦痛であるのならば改善が必要です。

今回ご紹介するのは誰とも話したくない時に改善につながるヒントです。

向き合えるうちに向き合う

「誰とも話したくない」でインターネット検索してみて下さい。
検索結果の大半がうつに関する記事です。

誰とも話したくないという気持ちが即、うつに直結する。
という事ではありませんが、関連してくる可能性はある事柄。
という意味では考慮すべき点です。

うつ症状になると脳の無意識領域が機能を停止した状態になってしまい
考えることが難しくなって回復にも時間や人の手助けが
必要になってきますので、そうならない前に
原因と向き合えるうちに向き合ってみることが重要になります。

ただし、根を詰めて深く深く考える必要はありません。
「何故そういう風に思っちゃったのかな。」
「原因となった事柄ってなんだろう?」と
軽く自分に問いかけてみるようにしましょう。

思い当たる原因がみつかればそれだけでも改善に一歩前進です。
また、考え込んでるなと感じた場合は直ちに考えるのをやめ、
気分転換をおこない時間を置いて再びアプローチしてみることを
繰り返し実行してみましょう。

 

ウマが合う人と、合う話で盛り上がる

人は誰しもウマが合う人、合わない人がいます。
話したくないという感情をドラスティックに改善するには、
人と話をしてストレスを解消することが一番の近道です。

その為にウマの合う人と、合う話題で盛り上がることは大変重要です。

人には大きく分けて5つの価値観があると言われています。
その5つは、知性・社会・お金・家族・身体です。

自身の価値観を知り、相手の価値観を掴み対話するのです。

自分自身の価値観に気付くには、
自分に「人生で最も大切にしているものは何か」と問いかけてみましょう。

相手にも同様の質問をしていけば相手の価値観も分かってよいのですが
直接的過ぎて、はばかられる場合には
「あと24時間しかないとしたら何をしますか?」などと
雑談形式で聞いてみるのも方法の一つです。

また、日ごろからウマが合う人を探しておくことも認識しておきましょう。

 

ストレスは小さな要因の積重ね -ストレスの日々清算

ストレスは、小さな要因の積重ねです。
そしてそれを大きくして扱いにくいモノにしていくのは
自分自身の考え方です。

マイナス思考や放置・流される心がストレスに栄養を与えていくのです。

だからこそ、ストレスは小さなうちに一つ一つ無くしていくクセをつけておきましょう。

その方法の一つとしてストレスを翌日に持ち越さない
「ストレス日々清算」を行ってみるのも良いかもしれません。
「ストレス日々清算」にはノートや日記帳を活用してみるのも良いでしょう。

ノートや日記帳は2ページで1セットです。
ノートの右側に今日一日感じたストレスを書いていきます。
この時、このノートや日記帳に書くことでストレスを吐き出し、
翌日には持ち越さないことを強く認識してください。

そして長くなるようなら休憩を挟みましょう。
休憩時には、体操などして体からリラックスすることが重要です。
体を使いながら心を切り替えていくのです。

そしてリラックスできたら左側に今日感じたストレスの
自分なりの対処法を書いてみましょう。

この時の注意点はマイナス思考にならないことです。
プラス思考で心の対処方法を書き出していくのです。

ノートが溜まってきたら振り返ってみて
自分がマイナス思考に陥りやすい要因などを
改めて認識しなおすことも更なる有効活用の一つです。

 

今までにない事をキーワードにする

スポーツや娯楽で構わないので、
今までに「やった事のない」ものに取り組んでみるのも良いでしょう。
その場合、まったく新しいサークルなどに所属してみるのもお勧めです。

インターネットなどの活用も効果的ですが、
人と人とが接するようなサークルに加入してみることも重要です。

初対面での挨拶などはコミュニケーションの基本ですし、
基本を思い出すことで新鮮さを感じたり、
今までの自分を振り返る事が可能になります。

長続きすればしたで結構なことですが、長続きしなくても構いません。

準備に費用がかかる場合は費用を考慮する必要がありますが、
興味は経験によってしか化学反応を起こしません。

積極的に行ってみる事が重要です。

 

話したくない自分を尊重する

誰とも話したくないという気持ちを押し殺すばかりでなく、
尊重してみるのも良いかもしれません。

但し、尊重する事と原因と向き合わない事とは違いますので注意が必要です。

また、人とのコミュニケーションには相手がいるということを
認識しておく事も重要です。

家族や会社の同僚に心配をかけるようなシーンで
「話をしたくないという態度」を見せることは
コミュニケーションの不調にもつながりかねません。

一人の時間をうまく活用する方法をみつけましょう。

例えば、出張時とか仕事帰りに家に帰らず
一人でホテルなどで過ごすなどです。

気持ちと正直に向き合い、方法を模索してみる事で
早くその様な気持ちから脱却するように努めましょう。