うつ病の自殺願望・自殺未遂と周囲がするべき対処方法

うつ病患者の中には、絶望感や不安感から自殺に走る人もいます。

もし、身近な方が自殺未遂した場合、周囲はどのように接し
サポートするべきなのでしょうか。

自殺未遂をしたり、自殺願望を抱くうつ病患者への対処法について解説します。

うつ病患者の自殺率は15~25%と、高い傾向にあります。

もし身近なうつ病患者が自殺未遂した場合、どのように接するべきなのでしょうか。

自殺未遂後の患者への対応

うつ病患者の中には、不安感や焦燥感から「消えてしまいたい」
「いっそ死んでしまいたい」といった自殺願望を抱く人もおり、
実際に自殺してしまうケースや自殺未遂を起こすケースがあります。

うつ病患者が自殺未遂を起こした時は、病院に入院させるなど、
医師の目の届くところで治療を受けさせるのが有効ですが、
大切なのは患者をできるだけひとりにせず、
精神面で孤独を感じさせないようにすることです。

もうひとつは本人と「もう二度と自殺はしない」と「約束」を交わすことです。

うつ病は自責的でまじめな人がなりやすい病気なので、
約束を交わすことで、本人の性格により約束を守る努力をしようとします。

うつ病患者の自殺・自殺未遂を防ぐには

自殺や自殺未遂を未然に防ぐためには、
家族や周囲の人がうつ病患者の発信するサインに気づくことが大切です。

たいていの場合、うつ病患者が自殺を実行する前には何かしらのサインを発信しています。
自殺のサインとして見られるものには以下のようなものがあります。

ネガティブなことばかり口にする

「自分なんかいなくなったほうがいい」など、
自殺衝動を思わせるセリフを口にする。

朝起きると調子が悪い

朝食が食べられない、いつも通りの時間に起きられないなど。

身の周りの整理をする

大切にしていたものや思い出のものなどを捨てるといった整理を始める。

家族とコミュニケーションしない

部屋に閉じこもったまま、周囲とコミュニケーションを取ろうとしない。

食欲がない

食事量が減り、外見が痩せ細ってきた。

自殺のサインが見られた時の対処法

うつ病患者は、脳機能の低下により、「自殺したい」という
思い込みを本人の意思だけで振り払うのが困難な状態になっているので、
周囲のサポートが大切になります。

「生きていくのがつらい」「いなくなりたい」などの
自殺念慮(じさつねんりょ)があった時は、
患者の話をじっくり聞いてあげるようにしましょう。

いちばん注意したい時期は、患者がうつ病から回復傾向にある時です。

うつ病が完全に治っていない状態で職場復帰しようとして、
うまくいかず、その絶望感により発作的に死を選ぶケースがあります。

うつ病の回復は一進一退です。病状が再発しても、
治ることを信じて焦らないようにすることが大切です。

長期に患う重度のうつ病と自殺の関係

長期に患う重度うつ病と自殺の関係

一口にうつ病と言っても実際には、極軽いものから
10年以上も患う重度のものまで、その度合いはマチマチです。

中には自殺に走る患者も多く、自殺者のほとんどが
うつ病患者であるいう報告もあります。

うつ病になるとなぜ死にたくなるのか、また、
うつ病で自殺する人の割合などについて説明します。

「自殺念慮」とは?

「死にたい」「消えてしまいたい」と自分から死を望むことを
医学界の言葉で「自殺念慮(じさつねんりょ)」と言います。

こちらでは、うつ病と自殺念慮(自殺)の密接な関係について
お話したいと思います。

うつ病患者の自殺率

うつ病患者の自殺の割合はその患者数の20%前後と言われており
相当な高い確率で死に走るケースがよく見られます。

WHO・世界保健機構の調査によると、
世界中の自殺者のうち、
うつ病を患っていた人は更に30%に上ってしまいます。

日本でも自殺者のうち約60%がうつ病であったと伝えられており、
その約60%のうち80%前後は精神科などを受診していなかったと
されています。

アメリカ合衆国の精神医学者が作成した、
うつ病の診断マニュアルの中には
「死にたいという思いにかられる」といった項目を
診断の材料の一つに挙げていることから考えると、

「死にたい」という状態は、一つのうつ病の症状であると
考えることができます。

なぜうつ病患者の自殺率が高いのか?

うつ病の時は全くなにもしたくなくなる

私が経験したことでお話すると、うつ病だった時は、
何もやる気が起きない虚無感が常に心にあって、

しかもその時の体や思考の状態が言葉にならないほど辛かったので
「こんなに何も楽しくないのなら生きていても仕方がない」と
常に勝手に心に浮かんでいたという事実は確かにありました。

でもそれは、
なにも希望がわかないから→「死にたい」と考えるのではなくて
あくまで勝手に頭に湧き上がる妄想であったと記憶しています。

実際にうつ病患者さんにはそういう妄想に囚われる場合が多いと思います。

病理学的な脳の仕組み

その状態を引き起こす原因は、
病理学的に言うと、うつ病とその脳内の仕組みである
「脳内伝達物質が正常に働いていない」から、
と考えられているそうです。

脳内伝達物質の不足とは?

脳内伝達物質には、セロトニン、ノルアドレナリン、などがあります。

極度のストレスにより、またその蓄積により
情報伝達物質の量が極端に減少して、
脳自体の機能がかなり低下した状態になっています。

正直な感想を言うと、「思考停止」状態です。

同時に、セロトニン(幸せホルモン)の量が減っているので、
ストレスがイライラに変化し、自己暴力性が上昇します。

この自己暴力性は、内側(自分)に向かって働きかけられるので、
自殺願望を引き起こすと言われています。

また、アメリカでも、SSRIと言う抗うつ剤が治療に用いられた際に
その量の加減で、実際に自殺を引き起こしたケースもあります。

抗うつ薬はそもそも、十分に分泌されなくなったセロトニン等の
脳内伝達物質を増やしたりなどの調整をする機能があるはずですが
この働きが何らかの拍子で急に過剰反応を起こすと、自殺願望に
作用してしまうことがあるためです。

これを、賦活症候群(アクチベーション・シンドローム)と呼び、
この作用を踏まえて、SSRIの一種である「パロキセチン」の投薬を
18歳未満の患者には、控えるよう呼びかけることになりました。
(厚生労働省)

 
だからと言って、うつ病患者の自殺願望が減少しているという訳では

ありません。

その「脳内伝達物質」の減少により「うつ病患者」には
高い確率で引きおこる現象であることは間違いない事実であると
考えます。

 

うつ病を再発させない!知っておくべき再発防止策

長く続く重度のうつ病の症状と対処法

治療が順調に進み、通常の生活に戻っても油断は禁物です。
うつ病は再発率のとても高い病気なので、
今度は再発を防ぐ治療法に切り替えなければなりません。

再発予防で知っておきたいことを紹介します。

うつ病は再発率の高い病気です。

治療が順調に進み、「もう治った」と感じられる回復期に入るころが
一番危険だといわれています。

うつ病の再発を防ぐ重要性

うつ病は、特に再発に注意が必要な病気だと言えます。

症状が強くでる急性期が終わり、回復期に入って
症状が徐々に改善していくと、強い「自殺念慮」に支配されてしまうことがあります。

いったん症状が軽くなり気持ちが安らぐと同時に、
「もうあんなつらい目には遭いたくない」と再発を恐れて
「この世から消えてしまおう」という衝動に駆られてしまうのです。

そのため、回復期は再発リスクを下げるための治療が欠かせなくなります。

うつ病の多くは、病状が回復に向かったとしても
2~3年以内に半数以上が再発するといわれているほど、
再発リスクの高い病気です。

再発すると、以前よりも病状が重くなり、
薬の量を増やさなければならなくなる人もいるので、
再発を予防することはうつ病治療において大変重要なのです。

うつ病の再発を防ぐには

うつ病の再発を防ぐ方法を紹介します。

維持療法で予防する

「維持療法」とは、病気が治った後も薬による治療を継続することです。

うつ病の場合はある日突然服用を止めるのではなく、
段階的に減らしていくことになります。

服薬期間は、1~2年です。重症、慢性化している人は数年かかる場合もあります。

認知をコントロールして予防する

うつ症状を起こしやすくしている思考パターンを変えていくことも大切です。
たとえば、自分の抱えこんだ仕事を見て「こんなに処理できない」と悩むのではなく、
「できないところは誰かに手伝ってもらう」と考え方を改めることで、気分も変わってきます。

不眠に注意する

夜眠れない、夜中に何度でも目が覚めてしまう、
などの不眠の兆候があらわれたときは注意しましょう。

うつ病再発のサインかもしれません。

周囲のサポートも大切

家庭なら再発リスクをきちんと理解し、生活リズムを安定させ、
規則正しい生活をおくらせる、会社なら仕事量を調節する、
仕事を抱えこませない仕組みを作るといったことで、
患者がストレスを抱えこまないように

周囲がしっかりサポートしてあげることも、再発予防には大切です。

長引くうつ病の誤診と薬漬けの危険性

長く続く重度のうつ病の症状と対処法

薬物療法を続けているのにうつ症状に改善が見られない場合、
他の病気をうつ病と誤って診断されている可能性もあります。

そのまま放置してしまうと、本来治療すべき病気が悪化してしまいかねません。
ここでは、うつ病の誤診による薬漬けの危険性について紹介します。

うつ病の治療を受けているものの、なかなか治らない。
そのことで不安を感じている人も多いのではないでしょうか。

うつ病治療の効果の出方には個人差があるので、
治療が長引く人もいれば、短期間で済む人もいます。

しかし、あまりにも長期に及んでいる場合は誤診の可能性もあります。
うつ病と誤診されやすい病気を紹介します。

うつ病と誤診されやすい病気

うつ病に間違われやすい病気の種類と特徴を解説します。

躁うつ病(双極性障害)

躁うつ病=双極性障害は、うつ病と同じ気分の障害が起こる精神障害ですが、
うつ病とは異なります。

うつ病は抑うつ状態が続くのに対し、
双極性障害は抑うつ状態と躁状態が交互にくりかえされます。

抑うつ状態の時は、うつ病の症状に非常によく似ているため、
誤診されやすくなりますが、双極性障害は、
うつ病よりも天気や季節に影響を受けやすく、

環境の変化に適応しようとする自律神経系に関係して
引き起こされると考えられます。

躁状態の軽度などにより、「双極Ⅰ型」と「双極Ⅱ型」に分類されます。

統合失調症

以前は「精神分裂病」と呼ばれていた病気で、
幻覚や妄想を見るといった症状が特徴です。
感覚や行動に変調をきたすので、周囲の人たちになじめないなど、
社会生活にも影響を与えます。

症状の初期に抑うつ状態が出て、うつ病と誤診されることがあります。

パーキンソン病

脳内の神経伝達物質の異常により、手足のふるえ、
動作や歩行が遅くなるなどの症状があらわれる病気。

顔の表情の変化がなくなる、感情が乏しくなる、
話し方が単調になる、などの症状があり、うつ病と間違えられることがあります。

認知症

脳や体の疾患を原因として記憶・判断力などに障害を起こす病気です。
もの忘れが多くなる、迷子になるといった初期の症状から始まり、
会話が困難になる、周囲の介助やケアが必要になるなど、
病気の進行につれ身体にも影響を与えていきます。

初期症状の認知機能の低下などがうつ病と似た状態をもたらします。

発達障害(ADHD)

日本では注意欠如・多動性障害と呼ばれる障害です。
落ち着きがない、忘れ物が多い、考えたことをすぐ口にしたり
行動してしまうといった、「多動性」「不注意」「衝動性」の症状があります。

障害による日常生活においてのトラブルが誘因となって
気持ちの落ち込みや自信欠乏、不安などから
うつ病と診断される場合があります。

自閉症スペクトラム障害(ASD)

幼児期より発生する脳の発達に関連する病気。
DSM-IVまではアスペルガー症候群との呼称で知られている疾病です。

通常と比べて他人とコミュニケーションをとることができない、
言語の使用に異常がある、同じ行動をずっとくりかえすなどの症状があり、

正常な社会生活を営むことが困難となります。

他人とあまり会話をしない、顔に表情が浮かばないなどの状態から、
うつ病と誤診されることがあります。

誤診による薬漬けが危険をもたらすことも

たとえば、双極性障害の場合、治療には炭酸リチウムなどの
気分調整薬が用いられるのが基本です。

しかし、うつ病では抗うつ薬が使われるため、誤診により、
異なる治療薬を処方され、結果、処方された薬を服用しているのに治らない、
といった状態になってしまいます。

病気が治らなければ、さらに別の薬を処方することになりますから、
薬の量だけが増えていき、結果「薬漬け」の状態になってしまうのです。

ちなみに、多種類の薬を飲むことは「多剤併用療法」と呼ばれる治療です。

多くの場合は病気の治りが悪く、病状が改善しないために薬が
1種類から2種類、3種類と増えていった結果です。

薬の数が多くなると、分量を間違えて飲んでしまう、
効果がないと自分で勝手に分量を変えてしまうなどの
トラブルを起こす危険もあるので注意が必要です。

誤診を疑ったときは

もし相談後も治療法や病状が改善されないときは
セカンドオピニオンを求めてみるのも手です。

最近では脳の血流量によって客観的に病状を診断できる
「光トポグラフィー検査」などの技術もあるので、活用してみてもよいでしょう。

長く続く重度のうつ病の症状と特徴、対処法

長く続く重度のうつ病の症状と対処法

うつ病は治療せずに放置しておくと、
悪化して重度のうつ病になってしまう可能性があります。

重度のうつ病になると、どういった症状が現れるのでしょうか。
重度のうつ病の特徴や、重度のうつ病になったときの対処法を紹介します。

うつ病は人により症状の出方もさまざまで、
軽度のうつ病の人もいれば重度のうつ病の人もいます。

ここでは、重度のうつ病について、その症状や特徴、対処法を、
うつ病の重症度チェックリストとともに紹介します。

重度のうつ病とは?

治療をせずに放っておく、または、
治療を受けていたとして通常の治療法がまったく役に立っていない時、
うつ病の症状は悪化していきます。

重度のうつ病の場合、気分の落ち込み、食欲不振、睡眠障害などの症状ほかに、
もっとも特徴的なものとして「自殺願望」が起こります。

長期間続いた抑うつ状態が自尊心の喪失を招き、
「この世から消えてしまいたい」という思考状態に
陥っている場合が少なくありません。

また、重度のうつ病には、妄想、幻覚のような精神症状を伴う場合もあります。
どちらにしても非常に危険な状態と言えます。

うつ病の重症度セルフチェック

ここでは、うつ病の重症度が確認できるセルフチェック方法を紹介します。

うつ病の重症度をチェックする方法はさまざまありますが、
ここではICD-10を紹介します。

これはWHO(世界保健機構)が設定したうつ病の分類表で、
うつ病を「軽症うつ」「中症等うつ」「重症うつ」の3つに分類します。
日本の精神医療の現場でも採用されている評価方法です。

次の質問の当てはまる項目にチェックを入れてください。

典型的な症状

□1 ほとんど1日中憂鬱で沈んだ気分である

□2 仕事や趣味、対人関係などに興味や喜びを感じられない

□3 疲れやすくなった。活動性が低下した

そのほかの症状

□4 集中力や注意力が低下している

□5 自分はだめだと思う、自分に自信がない

□6 「悪いのは自分だ」という罪悪感や、「自分は無価値だ」という思いにとらわれる

□7 将来に希望が持てない

□8 自殺したいという思いにとらわれる。自傷行為をしたことがある。

□9 不眠(まれに過眠)がある

□10 食欲が低下する(まれに増加)している

判定方法

設問1~3で2つ、4~10で2つ当てはまる項目があり、それが2週間以上続く

=軽症うつ

設問1~3で2つ、4~10で3つか4つ当てはまる項目があり、それが2週間以上続く

=中等症うつ

設問1~3で2つ、4~10で5つ以上当てはまる項目があり、それが2週間以上続く

=重症うつ

もちろん、この結果だけでうつ病の重症度を診断することはできませんが、
点数の高かった人は、早々に診断を受けることをおすすめします。

重度のうつ病になったときの対処法

重度のうつ病は、薬物治療や精神療法など、
一般的な治療法では改善できない状態と言えます。

「この世からいなくなりたい」などの自殺念慮を持ち、
治療にも長い時間がかかるので、
周囲のサポートも欠かせません。

入院させるなどの処置も考えなければならないでしょう。

うつ病を悪化させる原因・悪化時の症状と対処法

長く続く重度のうつ病の症状と対処法

うつ病の治療中に注意したいのは、
誤った判断で病状を悪化させてしまうことです。

うつ病は、治療には時間がかかりますが、悪化するのは早い病気です。
どのようなことで悪化するのか、また、
どうすれば悪化を防げるのかを紹介します。

うつ病を悪化させる原因とは?

うつ病を放置する

うつ病は責任感が強く、神経質な人がかかりやすいといわれています。

そのため、「仕事で迷惑をかけてしまう」「自分が頑張らねば」という
気持ちで目先の仕事に集中し、病気を放置してしまうケースが多くありますが、

うつ病もほかの病気と同じように、きちんと治療を受けなければ
症状が次第に悪化していきます。

悪化してから治療を始めても思うように治療への反応が上がらず、
結果、治療が長引いてしまうことになりかねません。

治そうと焦る

うつ病は、症状がよくなったり悪くなったりをくりかえしながら
徐々に回復していくのが一般的です。

早く治して普通の生活を送りたからと、少しよくなった時点で
治療を止めてしまうことは、かえって症状を悪化させ、
病気が長引いてしまいます。

うつ病は治療期間に最低3か月はかかります。

そのことを念頭に置き、焦らずじっくりと治療に取り組むことがもっとも大切です。
また、もし治ったとしても再発の危険もあるので、
通常の生活に戻ったとしても、半年~1年は治療を受け続けることが多くあります。

うつ病が悪化したときの症状と対処法

うつ病の初期症状は、不眠や、肩や首の痛み、倦怠感、めまいといった身体症状です。

身体症状を過ぎると、集中力の低下や物忘れ、判断力の低下など、
思考に関わる精神症状に移行します。

そして症状がさらに悪化すると、身振り手振りなどの動作が鈍くなる、
死にたいと思うようになるといった状態になっていきます。

対処法としては、休養・睡眠をとって心身を休めることが基本です。

うつ病を悪化させないための予防法

うつ病の多くはストレスに原因があります。

ストレスを引き起こす要因は人それぞれですが、多くの場合、
人間関係、仕事、病気などに集約されます。

うつ病を悪化させないためには、自分の中のストレス要因を把握し、
遠ざけることが大切です。

うつ病の症状が軽い場合は、これだけで回復できる可能性がありますが、
重度のうつ病などは、さまざまなストレス要因が絡み合っていて
自分だけではなにが原因なのかわからなくなってしまっている場合もあります。

そうなる前に、理学療法士などの治療を受けながら、
ストレスの洗い出しを行い、要因を明らかにした上で、
遠ざけるといった対処が必要になってきます。

笑顔が引き起こす7つの神秘的効果!よく笑う人ほど幸せになれる理由!

私たちは泣いたり笑ったり怒ったりと感情に左右されて生きています。
その感情の中でも特に笑顔が、健康や美容に繋がることをご存じでしょうか?

ここでは、無駄な費用もかからずどこでも誰でもできる
「笑う(笑顔になる)」ことで得られる驚きの嬉しい効果をご紹介させていただきます。

笑顔こそ最高のアンチエイジング法

私たちの体には毎日約5000個ものガン細胞が出来ています。
人間の体にある細胞は約60兆個ですが、
このほとんどが毎日細胞分裂を繰り返している中で、
どうしてもガン細胞もできてしまうのです。

健康的な体の場合、白血球の中にあるナチュラルキラー細胞が
ガン細胞をきちんと処理してくれているため、
簡単にはガンにはなりません。

ただし、ナチュラルキラー細胞が処理できないくらい
ガン細胞が増えると発病してしまいます。

その原因になるのが過剰なアルコールやタバコの摂取、
大気汚染、不規則な日常生活、ストレスなどです。

そんな、ガンを抑制する働きをするナチュラルキラー細胞を活性化させる
一番簡単な方法が「笑う」こと。

ガン細胞に負けない強く健康的な体作りを目指すならば、
毎日の生活の中に笑顔になる機会をたくさん作ることがポイントとなります。

 

笑いがストレスホルモンのコルチゾールを抑制する

精神的ストレスを受けた時にはコルチゾールというホルモンの分泌が増え、
この量が増え続けると太りやすくなったり、肌トラブル、
むくみ、高血圧、月経異常などが起こりやすくなります。

ですが、このコルチゾールの分泌を抑制できるのが「笑う」ことなのです。

笑顔で過ごすことが、ダイエットや美肌、女性特有の不調の改善を
目指せるとても手軽な方法だと言えます。

 

脳の血流を良くして記憶力がアップする!

新しいことを学ぶ時に働く脳の器官を海馬と言いますが、
笑うことでその容量がグンと増えて記憶力が良くなり、
スムーズに頭が回転するようになります。

また、笑うことでリラックスモードの脳波であるアルファ波が増え、
脳内に流れる血流が増えるので集中力も高まります。

 

自律神経がバランス良くが整う

自律神経は交感神経と副交感神経と呼ばれる2種類の神経で成り立っています。

交感神経には頭をシャキッとさせ、キビキビと動ける体制を整える働きがあり、
主に日中に使われています。

逆に副交感神経には気分をリラックスさせる働きがあり、
心地良い眠りにつくためなど夜に使われています。

この自律神経を乱れさせるのが不規則な生活習慣や、
過剰なストレスなどで、夜になっても交感神経が優位になったままになり
眠れないなどの不調が現れるのです。

そんな、自律神経バランスを整えることができるのが「笑い」です。

笑うこと副交感神経が優位になり交感神経とのスイッチが
スムーズに切り替わるようになるので、自律神経のバランスが整ってきます。

 

毎日の生活で笑顔になれるものを探すコツ

笑うことが体に良いと分かっても、意識をして笑うというのも不自然なものです。

テレビや映画、書籍などでおもしろい内容のものを選んだりするのも
一つの方法ですが、一番シンプルなのは毎日の生活の中で笑えるネタを
探すようにすることです。

ストレスが多い現代人は常に不安や心配を抱えて過ごしていますが、
笑えるネタ探しをすることで、注意点が外界へと向き
マイナス思考を解消するというメリットもあります。

今まで気にしていなかった当たり前の出来事の中にも、
笑いのネタはたくさんあります。

 

笑顔でいると周りも変わってくる!

昔から「笑う門には福来る」ということわざがあるように、
笑顔でいることでたくさんの幸せがやってくるようになります。

周囲の人でいつも笑顔でいる人ほど、
たくさんの人が集まり楽しそうにしていると思いませんか?

笑顔は自然と和やかな雰囲気をかもしだせ、
周りだけでなく自分の気持ちまでリラックス状態になり、
どのようなシチュエーションの中でも攻撃的な気持ちになることがありません。

逆に表情が暗く無表情な人や、常に眉間にシワを寄せている人には
人が集まらず、見ているだけでも不幸せそうに感じますよね。

笑顔をキープするだけで、人間関係も驚くほど良い方向に変わっていきます。

 

プラス面ばかりが見えてきて幸せモード全開になる

笑顔をつくっているだけでも、
心から笑っている状態に近い精神状態になることができます。

また、いつもと同じことを行っていても、
笑顔で行うといつもより楽しく幸せに感じることができます。

また、リラックスモードでいられるため
今までマイナスの視点でしか見れなかった事が違う視点で
見られるようになったり、プラス面まで発見できたりします。

笑顔でいることは、毎日の生活を幸せを感じられる特別な時間へと
変えることができるのです。

仕事の不安や恐怖を解消して、心をリラックスさせる5つの方法

人は悩みや不安をかかえながら生きている動物です。
特に仕事には不安はつきもので、ときに不安に押しつぶされそうで
恐怖に感じることもあると思います。

悩みや不安、恐怖に侵されて必要以上に人生を支配されないようにするには、
どうしたらいいのでしょうか。

今回は仕事の不安を解消する方法をご紹介します。

不安を大きくさせない

「不安は、あって当たり前のもの。」という不安容認の感覚をつくることが、
不安とうまく付き合っていくうえでは非常に重要です。

不安は、まさに影法師と同じです。

活動するという日の光に出れば必ず、寄り添うようについてくるものなのです。

その場では解消できても、
次の段階には次の段階での不安が待っているという感じで、
「打ち消しても」「打ち消しても」不安はついてくるのです。

不安症に陥る方は「不安を感じてはダメ」という考えが強い傾向にあります。

「不安があるのが当たり前」と、不安を受け入れると
不安は薄らいでいく場合があることを認識しておきましょう。

 

リサーチする

不安症に陥りやすい方は、不安を感じてはダメという考え方から
不安を見て見ぬふりをしてしまいがちになります。

認識しているのに無理に忘れようとしてしまうのです。

これが無意識のうちにストレスとなって余計に、
不安を大きく増長させていく悪循環になる場合があります。

不安は、もしかしたら不安に感じている要素に対して
「対処をしなくてはいけない。」というサインなのかもしれません。

考えることを無理やり押さえつけて封じこむより、
とことん考えてみる方が良い場合もありますのでトライしてみるのも方法の1つです。

心配なことや怖いこと(不安に思う事)をたくさん考えてみることは、
不安要素の洗い出しというイメージトレーニングにもなり、
あらゆるケースを想定したのだからと安心できたり、
自信につながる可能性もあります。

仮に想定した以外のことが要因になった場合も、
「次からは想定要素に入れよう。」という気持ちになったり、
「現実は想定通りにいかないな。」などと
軽く受け止められるようになる場合もありますので、
不安から逃げないで考えてみるのも良いでしょう。

 

スイッチをつくる

不安と付き合う素質の中で、最も重要なのが不安を考える時と、
考えないでリラックスする時の2つの行動を
切り替えるコントロールスイッチを持つことです。

不安と四六時中向き合っていたら不安が不安を呼ぶ悪循環に
とりこまれて脳が休む暇が無くなり疲れはてて、
うつ傾向になってしまいます。

それを防ぐために「考えること」「考えを止めてリラックスさせること」の
スイッチのオフオンが重要なのです。

スイッチのオフオンがうまい人はリラックさせる方法
(つまり気分転換できるもの)をいくつも持っています。

自分の趣味(過去も含む)や、
いま関心や興味があるけどチャレンジしていないもの。
などを手帳に書き出しておきましょう。

不安との向き合い方に失敗すると、
その不安の対処で何も考えられなくなり、
最後には全てにおいて考えられなくなってしまう
(うつ状態)可能性があります。

脳が正しく機能しているうちに、
リラックスできることを書き出しておき、
取り込まれそうになったら、

その中から単純にチョイスして問答無用でやってみて
強制的に考える行為から離脱する。
というくらいの備えを持っておいた方が良いかもしれません。

 

歪みに注意する

不安をたくさん考え、不安をイメージ化してみると
意外に大きく作用している(気にしている)のが他人の目です。

不安になりやすい人は他人の目を極端に気にしやすく(過敏に反応)、
他人の行動(言動や表情、しぐさなど)を
ネガティブな思考でとらえ状況を歪めてしまいがちになります。

ネガティブにとらえることを改めるのはなかなか難しいものがありますが、
対案を一緒に考えることは意外にできるので、
ネガティブに物事を見たときと、ポジティブに物事を見ることを
セットで考えるようにしてみましょう。

ポジティブに考えることで、ネガティブに考える思考癖を中和させるのです。

 

呼吸を整える

精神的な思考アプローチも重要ですが、
身体的なアプローチで不安と関連があるのが呼吸です。

不安や恐れを感じてしまうと人は心拍を高め胸部を収縮させ
交感神経を際立たせます。

自然と呼吸も荒くなってしまいます。

この様な状況下では落ち着いて考えることもできません。

ゆっくり落ち着いて考えるには心のゆとりも大切ですが、
ゆとりを体から生じさせるという考え方も重要なのです。

その方法は深呼吸です。

不安な時こそ、お腹にゆっくりと空気を取り込むイメージで
息を吸い、お腹にあるものすべてを吐き出すように
空気をゆっくりと吐き出してみましょう。

深くゆっくりとした呼吸は体の中の恐怖や不安を減らし
脳に不安と対処する気持ちを呼び起こすのです。

将来が不安で苦しいとき、具体的な解決策が見つかる4つの方法

「人生一寸先は闇(闇は分からないの意味)」とは、
酒場でおじさんがよく言っているフレーズですが、
同時に人生を的確に言い当てている言葉でもあります。

人は先(将来)が読めない時はどうしても不安になってしまいます。
その不安を押し殺して前に進まなければいけないことが分かっているのにです。

その状態は、まるでアクセルを踏み込みながら
ブレーキをかけている車のよう。
最後にはガソリンという「やる気」や気力を無駄に消耗しかねない
結果になるかもしれません。

そんな時は、今回紹介する将来の不安を解消する方法を試してみましょう。
あなたが、将来の不安を気にすることなく将来と向き合えるように!

答えの出ない質問を投げかけるのを止める

将来が不安になってしまうと、
どうしてもまだ見えない答えについて考え
(自分自身に問いかけたり)をめぐらせてしまったり
過去の選択肢や判断について思いやってしまうものです。

例えば以下のように

「将来どうなるんだろう?」(神様でないと分かりません)

「この先、どうしていったらいいのだろう」(漠然として答えが導き出せません)

「あの時、○○の方に進んでいたら」(○○の方を選択していないので判断できません)

この様な類の質問や思いを脳に投げかけてしまうと、
意識化の脳では考えることを止めても自分のコントロールのできない
無意識下では考えることを止めることができず、

かといって答えも導き出せないので無意識下での思考容量を
オーバーしてしまい体がストップをかける事態を招いてしまいかねません。

これが、うつ傾向の始まりといわれています。

この様な状態になってしまっては、考えることもできませんし、
場合によっては体がダルくなって睡眠を繰り返し
脳の活動を制限する(いわゆるうつ状態)に進行していきます。

さらに、自分自身ではコントロールが効かず、
状況把握も出来ないため、誰か
(臨床心理士やカウンセラー等の専門医)の助けを借りなければ
回復できなくなってしまいます。

もし、このような答えの出ない質問の投げかけや思いをめぐらせていたら
思考をいったん中断させ
(何か趣味のようなものを切り替えに活用するのも方法の1つです。)
直近のできることにフォーカスを当て考えてみるようにしましょう。

自分の心と向き合えるのは、自分自身しかいません。
この心のレーダーを認識しておいて答えの出ない質問を
極力投げかけないようにしていきましょう。

 

考えを整理し、思考を棚卸ししよう

将来が不安になった場合、自分自身では、
整理がつかなかったりするケースが多々あります。

また、やらなければいけない事はうすうす分かってはいるのだけど、
取っ掛かりがなく行動を起こせないまま空回りしている。
という状態のときは、誰かと話をしてみることをお勧めします。

その際、相手のアドバイスに期待するのではなく
相手により自分の状況や心情を理解してもらうことに
重点を置いてみてください。

自分の事を声に出して相手に説明しようとする時に
意外に自分自身の中で整理が付いてくるものです。

周囲に話を聞いてもらえるような方がいない場合は、
思い切ってプロのカウンセラーを頼ってみるのも良いかもしれません。

プロのカウンセラーは、話を聞きアドバイスをするのではなく
自分自身の中にある答えを自分自身で気付く為の手助けをするように
訓練されています。

カウンセラーと聞くとメンタル不調をイメージしてしまいがちですが
そんなことはありませんので気軽に利用してみるのもお勧めです。

 

将来の不安を細分化してみよう

将来の不安を細分化してみると、緊急性の高い不安要素は
仕事に多く緊急性はありませんが継続的に不安になる要素となるのが
お金と健康・家庭ではないでしょうか。

今度は、この4つの中のカテゴリ(仕事・お金・健康・家庭)を
さらに細分化していくとそれぞれのリスク予測と対処方法がリンクしやすくなって、
全くのお手上げ状態から解消する手立てが見えてくるかもしれません。

また、細分化した問題やリスク予測に合う対処方法が見つからない場合は、
周囲の人や経験者に確認してみたり、ネット検索等で
同様の悩みを抱えている方や解決しようとしている方
(答えを(対処策を)持っている)を探してみるのもお勧めです。

細分化し細かくした問題には漠然としていない分
明確に伝わるので答えを得やすくなります。

 

闇雲に不安になっていてはダメ。自分の市場価値を確認しよう

我々のキャリア(特に仕事の面)は、
年齢とともに市場価値が変化していきます。

これは、自分自身ではどうにも出来ないので早めに確認しておきましょう。

一般的に転職は、35歳から42歳まで。
経験のない職種へのジョブチェンジは20歳代の前半。
10年勤めてキャリアとして見られるなど、
転職にからめたキャリアアップには市場が深くかかわってきます。

その様な状況を知らずに、ただ闇雲に突っ走ってしまっては
不安を助長させる結果につながりかねません。

確認方法は、「リクナビNEXT」の転職サイトに
自分の経歴を掲載してみましょう。

また、転職エージェントなどを活用してみるのも良いかもしれません。

転職エージェントは、あなたを企業に売り込んで入社させて
(転職させて)初めて企業から利益を得る仕組みになっています。

利用しても費用はかかりません。
だからこそ、シビアにあなたのキャリアを評価してきます。

厳しい目に触れることによって自分の市場価値が分かると
留まるのがいいのかを含め今後の仕事や方針が決めやすくなります。

 

負の感情を断ち切る!人生の絶望感からあなたを救う4つのアプローチ

人生の好転は絶望感へのアプローチで決まると思います。
絶望感を持ってしまった時にどういう心持で
どんなことを準備するのか。

それにより好転が生まれる時期や大きさが変わります。

今回は、人生で直面した絶望感へアプローチする方法をご紹介します。

「かけ離れた」に正しくアプローチする

私たちが絶望感を味わう時ってどんな時なのでしょうか。

それは、夢や理想、希望、目標、目的を抱いていたのに
現実は思うようにいかず、想いと現実のギャップに
ショックを実感してしまった時ではないでしょうか。

これには、目標や目的を持てずに枯渇感を感じてしまうケースも含まれます。
仕事や結婚、家族などの将来についてや、様々な人間関係など、
人はいろんな場面で様々な想いをもっています。

その時に注意しないといけないのは、想いを固定化させてしまわないことです。

理想である想いを人は高く設定してしまいがちになりますし、
「ここ(これ)しかない。」と思い込んでしまいがちです。

しかし、理想は時間軸や視点をかえてみると
意外に付き合やすいモノなのかもしれません。

高い想いに足がすくんで前に踏み出せなくなってしまったときは、
より周りを見て当面のやるべきことに目を向けてみるのも
「かけ離れた想い」に近づける1歩です。

 

「考え」を守る

意外に知られていませんが、人間には考える領域が2つあります。
1つは意識領域、もう1つは無意識領域です。

意識領域は自分がコントロールできる領域で、
無意識領域は自分がコントロールできない領域です。
この2つの領域がうまくイメージできない人でも、
こんなシーンは経験したことがあるのではないでしょうか。

道で人とすれ違った。
向こうは自分を認識して挨拶してきたが
自分は相手が誰だか思い出せない。

とりあえず会釈をして別れた。
その夜、お風呂に入っていると突然、
「あれは○○さんだ。」と思い出した。

お風に入っている時、
「事前に道ですれ違った人は誰だったか?」と考えてもいないのに
答えが浮かんでくるのは不思議な感じがしますが、
このメカニズムは、「誰だったか?」という問いかけを
無意識の領域では、ずっと考えていて答えを探そうとしていたからです。

無意識はコントロールできない領域ですので、
考えていることを自分自信が知らなかっただけということがその正体です。

この様に無意識では「なにを考えているのか」分かりませんから、
当然その考えを意識的に止めさせることもできません。

そんな、無意識に答えの出ない質問を投げかけてしまったらどうなるのでしょう。

「自分はなんてダメなんだ」⇒人間にはダメでない部分も数多くあります。

「もし、あの時別の会社に就職していたら」⇒その会社に就職していないので
本当のことは分かりません。

「別の人と結婚していたら」「もっと別の道があったのでは」

など答えの出ない質問で自分の無意識領域がイッパイになってしまったら、
無意識は考える行為そのものを強制終了させてしまいます。

この状態が「うつ状態」なのです。
答えの出ない質問を自分自身に投げかけていないか確認し、
負のスパイラルに取り込まれる前に答えの出ない質問を
投げかけるのを止め、考える行為を守ることが重要なのです。

 

「笑顔」に注意する

よく、全ては「笑顔」から始まる。
苦しい時こそ笑顔。などといわれますが、
この考え方は間違いではありません。
人は人と関わらなければいけない動物です。

その為にはコミュニケーションが重要なのですが、
コミュニケーションは意思の伝達というくらいで、
自分の頭と相手の頭をケーブルで結んで思いをやり取りするのではなく、

結局は相手の言葉や表情、仕草、立居振舞、みなりなどから察する
(想像する)しかないのです。

その時にあなたが妙にやる気をなくしていたり、
打ちひしがれていたら、「まだ、時期ではないのかもしれない」と
相手が助成を躊躇するかもしれませんし、
多くの人の助成を得られない可能性もあるかもしれません。

辛い時こそ表情を大切にしましょう。

 

「内に内に」籠らない

人は結局、自分で物事を決定し生きて行かなければいけませんが、
辛いときに自分を自分自身で癒す経験がなかったり、
その範疇を超えてしまった場合に頼りになるのはやはり人になります。

内に籠って考えてしまう傾向を感じたら率先して人と関わってみるのが良いかもしれません。

どうしても躊躇してしまう場合は書籍などを活用してみましょう。
書籍は著者の思考プロセスをまとめたものです。

但し、批判的な見方をするのではなく、
自分が試してみたいことや実践できることを探して
実際に試すようにしてみることが重要です。

また、インターネットなどを活用して、
絶望から立ち直るための自分自身のキャッチコピーを
探して見るのも有効かもしれません。

誰かの名言や何気ない言葉が自分にとって
支えになることは珍しくありません。