親との関係が悪いから心の病になりやすいのか?

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あなたは親との関係にわだかまりを感じていませんか?

心を病んでいる人全てが、“親との関係がうまくいっていない”とは言えませんが、
逆に自分の親に対してのわだかまりが大きければ大きいほど
心を病んでしまう傾向があります。

 

世の中には色々な家庭環境があり、特に最近は昔とは違って
一概に正常な家庭と異常な家庭と差別はできません。

また極一般的な家庭に育ち、虐待を受けたわけでなくても、
親にわだかまりを持って生きている人は沢山います。

 

私は父親がアルコール依存症で、母親を怒鳴って暴行していたのも、
物を壊すことも、泣くことを禁じられたことも、子供なりにとても傷つきました。

また父親からのストレスでいつも自分に対して苛々し、
体罰を与えてきた母親にもわだかまりを持って育ってきました。

 

子供は生まれた時から親に対して憎しみや恨みを持っているわけではありません。

むしろ子供は親が子供を愛す以上に親を無償に愛し、信じています。
そのため子供の頃は大好きなお父さん・お母さんに愛されよう、
認めてもらおうと健気に努力をします。

それでも尚親が自分に対して無関心であったり過干渉であったりすると、
子供は親の気を引くために問題行動を起こしたり、感情を抑圧し過ぎて
心を病んでしまったりします。

 

 私も親との関係で、どうしても親が許せなかった時がありました。

私も子供の頃は一生懸命、父の暴力を止めさせよう、苦労をしている母の役に立とう、
両親を笑顔にしようと努めていました。

ところが思春期を迎えた辺りから自我が芽生え、自立心も大きくなり、
すっかり両親に対して失望し、受け入れられなくなっていきました。

 

どうして私はこんな家庭に生まれたのだろう?
私は親から愛されなかった、不必要な子供だ…

 

そう思い、両親を深く恨みました。

友達やカウンセラーさんに話しても

“親を許したら楽になる”

“いつまでも恨んでいても仕方ない”

そう言われて、親を許せない自分を情けなく思い、更に辛くなってしまいました。
許したいけれど許せない…
だけど親を許せずに苦しい思いをしているのは確かでもありました。

 

どんなに未熟な親であれ、親を許さずにいるということは巡り巡って
自分の血を否定することになります。

大嫌いな親の癖に限って、自分にも同じ癖があったり、
親のようにはなりたくないと思いながら親とそっくりな
自分の一面を見てがっかりしたりします。

 

理由もなく虚しかったり、哀しかったりするのは、

もしかしたら両親に一生懸命愛されようと
頑張った努力が報われなかった虚無感が
潜在意識に残っているからかもしれません。

 

私は親を許そうと努めるより前に、まず自分自身を許して欲しいと思います。

親も人間なので、完璧な親はいませんし、子供との相性もあります。
親は良かれと思って子供にしていたことが
子供を深く傷つけてしまっていることもあります。

また親自身も未熟な親の下に育ち、
自分をコントロールできずに子供を虐待したかもしれません。

しかし、どんなに親からの愛情を感じられずに育ったと思っていても、
今のあなたが存在するのは親のおかげです。

そしてその親に育ててもらうためにあなたが頑張った成果です。

 

親が許せない

親を受け入れられない

 

そんな時はその感情を無理に抑え込まず、
自分の感情としっかり向き合って下さい。

そして頑張った自分も、許せずにいる自分も受け入れて認めて下さい。

時間がかかるかもしれませんが、小さな前向きな努力がやがて大きな奇跡を
生むことになります。

 

私のうつ病はなぜ治らないの?① 薬を飲むだけではうつ病は完治しない

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うつ病は治らない病ではありません。必ず完治させることのできる病です。

しかし、うつ病にかかりやすい生活習慣や性格は確かにありますし、
もし10年以上うつ病やうつ状態に苦しんでいたら

「自分は一生こころが晴れることがないかも…」

と思ってしまうでしょう。

 

私自身、思春期から10年以上うつ病に悩まされていたので、
その間は絶望を感じていました。

もちろん病院にも行きました。
薬も真面目に飲んで、休養も取りました。
でもうつ病は簡単には治りませんでした。

 

「どうして真面目に通院して薬も飲んでいるのに治らないの?」

 

とても苛立ってきました。精神科の先生が頼りなのに、
先生はただ薬を出してくれるだけで、
段々諦めの気持ちが生じてきました。

誰かに助けて欲しいけど、誰にも迷惑をかけたくない…

こころの中はいつも葛藤しています。

 

本当にうつ病は暗い出口の見えないトンネルの中にいるようです。

 

しかしうつ病という暗いトンネルには必ず出口があります。

 

自分はどうしてそのトンネルに入り込んでしまったのでしょうか。

 

そのトンネルに入る前に、自分を酷使していたり、
逆に甘やかし過ぎていたり、
大きなショックを受けたりしたようなことはありませんか。

 

その時に戻るのが怖くて、トンネルから出るのを恐れていませんか。

 

意識的には“うつ病を治したい”と思っていても、
潜在意識の中で「ここでずっと休んでいたい」と思っていたら、
出口は中々見つからないかもしれません。

もちろん、外で誰かが元気な声で

 

「おーい!出口はこっちだぞ!」

 

と声をかけてくれても、行く気にもなれないかもしれません。

 

うつ病は自分の心と身体を守るための防御反応

うつ病は自分の心と身体を守るための防御反応でもあります。

先ずうつ病というトンネルにどうして入ってしまったのか、振り返り、

紙に書きだしたり、話したりしてみましょう。

とても辛い自分との対話になるかもしれないので、

もし話す時は専門家の先生やセラピストさん、
信頼できる優しい家族や友達に聞いてもらって下さい。

 

例えば私のトンネルに入ったきっかけは両親の不仲でした。

両親が不仲であることに勝手に罪悪感を持ち始め、責任を感じていました。

両親に申し訳ない気もしていました。

自分が好きになれず、許せなかったので、
摂取障害や自傷行為で自分を痛めつけて赦されたような気がしたのです。

「自分には価値がない、自分は愛されるに値しない人間だ」

と思い込んでいたのです。

 

私のうつ病は幼少期からの誤った観念からの悪循環 

幼少期からの誤った観念が思春期に自分自身を傷つけることで報われた気がした

⇒きちんとした食生活をしない(三食菓子パンや甘いものだった)

⇒身体に必要な栄養素が足りず、神経系が荒らされ苛々や憂鬱に悩まされる

⇒物事がうまくいかなくなって焦り始め、劣等感が更に増幅してしまう

⇒孤独感に陥り、人を妬んだり喜びを感じなくなってきたりする

⇒そんな自分が嫌だからもっと頑張ろうと自分に鞭を打つ

 

このような悪循環ができてしまいました。

 

真面目に病院にかかり、薬を飲んでいる間も
自分への誤った観念はそのまま放置していましたし、
食生活も見直しませんでした。

気晴らしに飲むお酒も量が増えて
簡単に言うと、私は病院の先生と薬が魔法のように
自分を楽にしてくれると思っていたのです。

そして心の中に

「このまま病気のままで休んでいたい」

という気持ちもありました。

それほど疲れている状態でもありました。

実際10種類近くの薬を服用しても私は全く治りませんでした。

 

人によってきっかけは他にも色々あるかと思います。

 

イジメや暴力、虐待を受けていた

いつも完璧で自分に厳しく、何かに追い立てられているように
仕事や勉強を頑張ってきた

大事な人に裏切られた、失恋した

大事な人やものを失ってしまった…

 

これらのきっかけに対して、自分のからだとこころは

「もうたくさん耐えてがんばったから休みたいよー」

と言っている状態がうつ病、うつ状態です。

 

薬を飲んでも、これらの状態が変わるわけではないので、

薬を飲むだけではうつ病は完治しないのです。

私のうつ病なぜ治らないの?② 決してあきらめないで欲しい

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前回、いくら真面目に通院しても薬を飲んでも、
何年も治らないうつ病はもう一生治らないのか?

まるで暗いトンネルの中に迷い込んでしまったようだ…
という内容を書きました。

 

そこで、うつ病のトンネル入ってしまったきっかけを
振り返ってみることにしました。

 

私のうつ病はなぜ治らないのかを振り返ってみる

きっかけは例えば…

・イジメや暴力、虐待を受けていた
・いつも完璧で自分に厳しく、

何かに追い立てられているように仕事や勉強を頑張ってきた

・大事な人に裏切られた、失恋した
・大事な人やものを失ってしまった…

など人によって様々です。

薬を真面目に飲んだだけではうつ病が治らないのは、
薬がこれらの原因を解消してくれるわけではないからです。

薬が大事なものを元に戻してくれるわけでも、
攻撃してくる人を変えてくれるわけでもありません。

また辛かった過去を消してくれるわけでもありません。

 

例えば足を骨折してしまって、とても痛い…
鎮痛剤はその辛い痛みを一時的に楽にしてはくれますが、
痛みの根源である骨折を治してくれるものではありません。

安静にして治るのを待ち、もう二度と骨折しないように環境を見直したり、
身体を鍛えたり、食生活を変えたりすることが必要になります。

うつ病も同じで、薬に助けてもらうのと同時進行で、
休養を取り、こころの痛みの原因を見直し、
環境を見直し、考え方・捉え方を変えていく必要があります。

私の場合、前回も書きましたが、重度のうつ病になる前、
摂取障害や自傷行為から始まり
休みなく自分を酷使し続けていました。

そんな私にお医者さんは薬と休養をすすめてくれましたが、
薬の効果は感じられませんでしたし、

休養は罪悪感にしかならなかったので、
すすめられても葛藤するだけでした。

本当は休みたい…

だけど何かが邪魔して休めないから
私はうつ病になってしまったのです。

邪魔しているのは、私の中にしぶとく居座っていた
幼少期からの誤った観念でした。

私は両親の不仲を見て育って、
いつも自分は愛されていない・必要とされていない子供だと信じていました。

欠点だらけで、頑張っていないと愛されるに値しない人間だと思っていたのです。

この誤った観念を薬が変えてくれることはありませんでした。
必要なのはセルフイメージを変えることであり、

自分はいらない人間ではない、
がんばって自分を酷使しなくてもありのままでいて良い、
ということを知ることでした。

この作業はとても大変でした。時間がかかりましたし、
たくさんの人に助けてもらわなければなりませんでした。

私がうつ病を治すために行ったこと

両親と向き合い、自分の想いを伝え、自助グループに参加したり、
様々な療法を受けたり、本などで学んだり、食生活を見直したりしました。

いい子ぶっていない本当の自分ってどんな姿なのだろう
人に好かれるため・認めてもらうためではなくて、
本当に自分がしたいことってなんだったのだろう…
客観的に素直に自分を見つめ直してみました。

それでようやくうつ病というトンネルの中で出口を見つけ、脱出することができました。
うつ病にかかってしまう人は人に頼るのが上手ではありません。

孤独に陥ったり、逆に一人の相手に執着して依存してしまったりすることが多いです。
できるだけ外の世界と接触を持ち、狭い世界に陥らないようにすることが大切です。

 

私なりに自分自身のうつ病と向き合って得た答え

・うつ病は“治したい”と本人が希望すれば必ず治る病である。
例え長年治らず苦しんでいても、
治したいと決心したその日からうつ病克服への道は開ける

・薬だけではこころの病は治らない

・こころがうつ状態になり始めた頃の状況・環境などを振り返ってみる。
紙に書きだしたり、
信頼できる専門家の先生・セラピスト・家族・友達等に話してみたりする

・その環境をできるだけ変える、自分の誤った思い癖を治すようにする

例えば…

暴力を振られている
⇒一時的にでも暴力から離れる環境を作る

大事なものや人を失った、または失恋した
⇒相手に感謝してこころが癒えるまで休養を取る

自分を酷使していた、また自傷行為が絶えなくなった
⇒なぜそうする必要があったのかを振り返り、誤ったセルフイメージや古い観念を手放す

人それぞれ育った環境、性格、価値観が違いますから、
うつ病の克服の仕方もかかる時間も
人それぞれだと思います。

道は違ってもスピードが違っても、ゴールは必ずありますので、
諦めず、明るい世界を目指して下さい。

気分障害の人との接し方 「うつ病・双極性障害(躁うつ病)との違い」

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普段私たちの心の変化や気分はその時々の状況によって変わります。
例えばうれしい出来事によって気分が上昇したり、
逆に嫌なことがあれば気分は沈んだりします。

けれど、身の回りで起きた出来事に関係なく、
落ち込んだ気分が続いたり、突然ハイテンションになったり、
自分で自分の感情をコントロールできなくなることがあります。

このような状態が続き、普段の生活や人間関係で支障がある場合、
「気分障害」という心の病であるかもしれません。

「気分障害」は気分の落ち込みが一定期間続く「うつ病」と、
うつ状態とテンションが高い状態が繰り返し現れる
「双極性障害(躁うつ病)」があります。

 

うつ病は、気分が沈んでしまう病気です。

楽しい・嬉しい・喜びなど、ポジティブな感情が影を潜め、
逆にそれまでは楽しいと思えたことが全く面白いと思えなくなったり、
罪悪感が増して、自分は価値のない人間だと思い込んでしまったりします。

うつ病は心の落ち込みだけでなく、睡眠障害や食欲減退または過食、
疲れが取れない、倦怠感など身体的にも症状が出ます。
双極性障害は過剰なほど高揚感が現れる病気です。

うつ状態と躁状態が数日から数週間ごとに交互に繰り返し現れたり、
同時に現れたりします。

躁状態のときは他人が口をはさめないほど口数が増える、
落ち着きがなくなって怒りっぽくなったり苛々したりする、
自信過剰になる、睡眠時間が少なくなっても疲れずに高揚感が続く、
などの症状が出ます。

 

 

気分障害の人の家族には理解(知識)を持ってもらいたい 

以前、私の妹が双極性障害だった時期がありました。
高校生の時からうつ病になってしまった妹は、はじめ躁状態はありませんでした。

二十歳を過ぎた頃から急に躁状態が著しく出現し始めました。

私も両親も知識が全くなく、心の病=うつ病で、気分が落ち込んだ状態だけが
症状だと思っていたので、躁状態の妹を見ると、うつ病が治ったように見えました。

うつ状態がひどかった時期は自宅に引きこもり、食欲もなく、
人と接することを極端に億劫がっていたのに、躁状態になると
休日を取らずに何日も働き続け、自信に満ちあふれ、意見が合わない
同僚を強い言葉で罵っていました。

姉妹で会話する時も、どちらかというとゆっくり低い声で話す妹でしたが、
躁状態の時は笑ったり怒ったり、感情の起伏が激しく、早口でしゃべり続けていました。
一番変化が大きかったのが服装とメイクでした。

うつ状態の時は全てが億劫でノーメイクで眼鏡、寝巻のまま何日も過ごしていましたが
躁状態になると極端に奇抜な格好とメイク、香水の量が増しました。
躁状態がしばらく続くと決まってまたひどいうつ状態が巡ってきました。

うつ病と双極性障害は治療法が少し異なります。
また使用する薬も異なります。

妹はうつ状態になると薬を貰いにいき、薬不可欠の生活を送っていました。
もしその頃の私がもう少し気分障害についての知識があったら、

躁状態の時も治ったとは判断せず、長期的に妹の心の病を見守って
あげられたのではないか、と思っています。

 

うつ病は比較的、双極性障害より周囲から見て分かりやすい病だと思います。

テンションが高い状態だけを見ると元気になったか、
元々の性格のように思われるかもしれません。

でももし気分障害であれば治療が必要です。
以前にも書いたことがありますが、
病んでいる時の言動は本来の本人の姿とは異なります。

落ち込んだ状態に「怠けている、だらしない、もっと頑張れるはず」と
責めてもあまり効果がありませんし、逆に躁状態を無理に落ち着かせようとしても
難しいです。

理解をもって適切な治療を受けてほしいと思います。

うつ病で仕事が辛くなったら休職も選択肢のひとつとして考える

うつ病にかかると、
それまではできていた仕事が
できなくなってしまうことがあります。

通勤の時間に起床することができなくなる、憂鬱になる、
集中できなくなる、効率が悪くなる等、
周囲には怠けているように見られてしまい、
本人も思うように動けず罪悪感が募ってきます。

 

もしうつ病で仕事が辛くなったら、
思い切って仕事を休む選択をすることも大切です。
仕事を休むことはとても勇気のいることでもあります。

生活はどうなるのか?

人に責められるのではないか?

今までせっかく積み上げてきた仕事の成果を手放すことになるのではないか?

一生このままなのではないか?
…そう考えると中々決心がつかず、休まず働き続け、
更にうつの症状が酷くなってしまい悪循環になってしまいます。

そうならないために、
今回はうつ病で仕事を休むことの
メリットについてお伝えしたいと思います。

 

 

うつ病で休職することのメリット 

1.休むと可能性が見えてくる

うつの状態は、決して本人を苦しめるために起きているものではありません。
心と身体から“今のままでは壊れてしまうよ”というサインが出ている状態です。

シンプルに考えてみると、うつ病を治すには
休息を取り環境を変えることが重要だということが良く分かります。

働き方を変える、生活習慣を改める、考え方を少しずつ変えていく…等。
休むことによって、憂鬱に思えて仕方なかったことが
嘘のように晴れることがあります。

また不可能だと思っていたことが可能だと思えることもあります。

“無理だ”と思っていたことが“できる”に変わると、
心身はとても軽くなっていきます。

2.客観的になれる

人間は大抵、自分自身の抱えている悩みは
解決できないと思うほど重要で深刻なことのように思いがちです。
他人の悩みを聞くと、自分自身のことより
シンプルに解決策が浮かび、アドバイスできるものです。

休むことによって客観的になれ、
“どうしてこんなことで悩んでいたのかな”と思えたり、
意外と簡単に解決策が見えたりします。

 

3.自分にとっての優先順位が分かる

うつ状態が続き、
“自分のライバルや友人はどんどん成果を上げて向上している…
それに比べて自分は恥かしい”と思われるかもしれません。

人と比べてしまうと、
今の自分にとって大切なこと・恵まれていることが
見えにくくなってしまいます。

誰もが一生休まず成果を上げられるわけではなく、
上手くいかない時期も必ず巡ってきます。

逆にずっと働けないわけではなく、
うつ病が完治すればまたきっと働けて人の役に立てる日が来ます。

自分が休んでいる間も自分を労わってくれ
優しく見守ってくれる人達の存在の有難さが
健康な時よりよくわかります。

また、“やるべきこと”と“頑張らなくても生きていけること”の
区別もつき、無駄に頑張りすぎずに済むようになります。

もし、休むことで経済的に苦しくなることが怖いようでしたら、
先ずは休むことを第一優先にして家族に相談して協力してもらう、
会社の休職制度を利用する、役所や病院に相談して
使わせてもらえる制度は最大限活用させてもらう、などを是非して下さい。

人に相談することは恥かしいことではありません。
病気を治すために、諦めと開き直りも大切です。

そしてまた笑顔でイキイキと自分の仕事ができる日を
信じて頂きたいなと思います。

うつ(鬱病)克服:うつ(鬱病)ってどういうこと?

うつ(鬱病)という呼び方は、病名なのでお医者様だけが診断できる言葉です。

まぁそれはそれとして、
うつ(鬱病)と呼ばれる状態の心理=心を主人公とした時の心の状態を書いてみますね。

この記事は、私自身のうつ(鬱病)克服経験と、
病院でうつ(鬱病)だと診断された方たちとの
セラピーで感じたことをもとに書いています。

うつ(鬱病)と診断され、苦しんでいる方たちの安心材料になるといいですね。

うつ(鬱病)をひとことでいうと?それは「?」がたくさんあること。

うつ(鬱病)と呼ばれる状態を一言のキーワードで表すと「?」になります。

そう「?」=クエスチョンですね。

「?」ばかりが心にあふれてしまっているってことですね。

例えばとあるサラリーマンさんが、毎日毎日お仕事に追われていたとすると…

一体いつまで忙しんだろう?

自分はなんで怒られたんだろう?

ここまで仕事をしなきゃならないんだろうか?

あのとき自分がもっとこうしていれば良かったのだろうか?

そして「?」が「?」のままだと…

自分はいったい何に疑問を抱いているんだろう?

自分はどうしたいのだろう?

自分はどうしたらよいのだろうか?

人も同じように疑問を感じているんだろうか?

自分は何かおかしいのだろうか?

さらに「?」が増えていくと…

スッキリしなくて当然ですよね。

なので憂鬱になって当然です。

そして、これ以上「?」が増えると苦しいので、
何も起こらないでほしいと思うようになり、
何もしないほうが良いと心は感じるようになります。

そのうち「?」そのものをまとめて消したいと思うようになります。

切って捨てるか?

袋に入れて見えなくするか?

自分もろともなくしてしまうか…

でも、心から「?」だけ取り出して捨てることなんてできませんね。

目覚ましい時計みたいに袋に閉じ込めても「?」は鳴り響きます。

うつ(鬱病)克服は「?」を減らすこと、でも答え=正解は必要じゃない!

じゃあどうするか?

それはとてもシンプルです。

「?」を放置しなければいいだけなんですね。

たとえば先ほどのサラリーマンさんだったら…

一体いつまで忙しんだろう?と感じたときになんと答えましょう?

「きっと、来年の春には忙しくなくなってるよ」って答えますか?

そうですね。

それもいいんですが私ならこう応えます。

「自分はいったい何に疑問を抱いているんだろう?」

「そっか。。。自分はいったい何に疑問を抱いているんだろう?って
思って無理はないよね~」

「自分はどうしたいのだろう?」

「そっか。。自分はどうしたいのだろう??って思って当然だよね~」

要するに、正解を答えるより、ただ反応してあげればよいわけです。

答える と 応える の違いですね。

少し難しい言い方をすると肯定するってことですね。

「?」があって当然だね。って肯定してあげることで「?」は和らいでくれます。

「?」な気持ちの目的は正解を知りたいのではなくて
「?」があることを認めてください!ってことなんです。

つまり私のところにお越しくださるうつ(鬱病)で苦しんでいる方は、
「自分に一体何が起こっているのか?」という
大きな「?」に苦しんでいるわけです。

なので、まず「一体何が起きてるか?わからなくて当然ですよね」ってことと、
「こんな目的で、こんないきさつでこんな感じのことが起こってるんですよ。」
ってことに深く納得いくとうつ(鬱病)の症状が収まっていきます。

面白いでしょう?

うつ(鬱病)の症状は、
うつ(鬱病)の症状が起こって当然なんだって
納得するだけで収まるんですね。

なので、うつ(鬱病)克服とは、
「?」を放置せず「?」があって当然だって認めてあげるだけとも言えます。

まぁとはいっても納得には時間がかかります。

注意が必要なのは、
小さい頃から「?」を感じ続けている方もいるということですね。

自信がない…なんて言い方もしますね。

これでいいのかな?

誰かに変に思われていないかな?

あの人は怒っているんじゃないかな?

失敗したら怒られるかな?

私は基本的に悪いのかな?

などなど

でも、大丈夫(^_^)

そしたら小さい頃から感じ続けている「?」に応えていけばいいだけです。

答え=正解は必要ありません。

答え=反応してあげればいいだけですね。

そして心の素晴らしいところは、
一番深いところ=影響が大きいところの「?」に
応えてあげれば、そこから枝分かれした「?」も
全部和らいでくれるってことです。

うつ(鬱病)克服:うつ(鬱病)の目的って何だろう?隠れた好意を見つけよう!

人間には、本来自然な成長能力がある。

カール・ロジャースの言葉です。

人間は、本来勝手に幸せに向かっていくはず。

でもなぜ?うつ(鬱病)は、私の邪魔をするのか?
私は、自分の心を分析し、心の誤解に気づきました。

それは、うつ(鬱病)は“私を邪魔をしている”のではなく
“私を守ろうとしてくれている”ということでした。

心理療法で自分の心を分析する。うつ(鬱病)の目的を探る。

私は、心の負担に苦しむ方々の真の協力者を目指しています。

心理学を学んで、ある著書のある言葉に感銘を受けました。

それは、精神分析家ベッテルハイムの「フロイトと人間の魂」という著書にあります。

“精神分析の一番の根本は自分を知るということ。自分を分析して知ること。”

“自分のことは放っておいて、人の分析ばかりをしているのは、おかしい。”

私は、心理学と心理療法を学ぶにあたり、理論だけに頼ることはしない。

自分の心を分析して、自分の心で理論を確かめ納得しようと決めました。

自分の心で確かめ納得した理論だけを、世の中に役立てようと決めました。

そして、うつ(鬱病)を患う自分の心を分析して、うつ(鬱病)の目的を探りました。

うつ(鬱病)の目的とは?それは、生命力の回復に専念させることでした。

動物は、生命に関わる傷を負ったとき、傷が癒えるまで、ただじっとしています。

何もしようとせず、深い眠りにも落ちず、食事も取らず、静かに回復に専念します。

それは、まるで何かに強く命令されているかのようです。

きっと、生命力の回復に専念せよと、何かが強く訴えてるからではないでしょうか。

私は、うつ(鬱病)の症状に襲われるたび、
“きっとこの苦しい症状にも、何か役割があるんじゃないか?”

そんな視点で、うつ(鬱病)の症状を分析しました。

そして、自分の心に、まず生命力の回復に専念させようとする意図を感じました。

心理療法を用いて、うつ(鬱病)の症状を分析したレポートを公開しています。

うつはあなたを守ってる!

人間には、本来自然な成長能力があります。

人間は、自然と幸せになっていくものなのです。

ではなぜ?うつ(鬱病)は私たちを不幸せに導こうとするのでしょうか?

でもそれは誤解です。

うつ(鬱病)にも、
しっかりと私たちを成長させよう!守ろう!とする意図が隠れているんです。

私はうつ(鬱病)」に隠れたその意図に気づき、
感謝することで、うつ(鬱病)を克服しました。

あなたの心には、「別のあなた」(無意識)がいます!
人間の心には、意識と無意識があります。

「無意識に食べてたよ。」
「気がついたら無意識に走ってた。」 などの経験がありませんか?

それは、無意識の意図や観念があることを意味しています。

そして無意識の観念の方が全体の9割を支配していると言われています。

うつ(鬱病)は、別のあなた(無意識)からのメッセージ!
日頃のストレスや不安で、心と体のバランスを崩し始めたとき、
うつ(鬱病)は、さまざまな症状であなたを追い込んできますね。

それは、無意識からの「気をつけて!」というメッセージなんです。

無意識からのメッセージは子供のように純粋です!

「ひどく疲れるなら何もしないで!傷つくなら人に会わないで!お願い!!」

子供には「評価」や「責任」はなかなか理解できません。

そのメッセージを無視したり否定しようとすればするほど、
そのメッセージは子供が駄々をこねる様により強くなっていきます。

それは全体の9割の観念が
あなたを守ろうと純粋に強く訴えてくるからなんですね。

まず今の状態をとりあえずでも受け止めて納得することで、
うつ(鬱病)の克服が始まります。

「かなわないなぁ。自分を守ろうとしてくれているんだもんな。」
「まぁ、今はしょうがいないな。」

そんな風にとりあえずでも受け止められれば良いと思います。

日常生活のトラブルと同じように、
相手の意図が分かって初めて問題解決が始まると思います。

うつ(鬱病)の意図を理解して、
うつ(鬱病)の克服が始まるのではないでしょうか?

宮崎駿監督の【風の谷のナウシカ】をご存知ですか?

その中に登場する【腐海】という毒に満ちた森の
【存在意義】をナウシカは探し求めています。

そして【腐海】を深く探究したとき
【腐海は、人間が汚した土と水を浄化している】と
【腐海】の【存在意義】を深く理解します。

うつ(鬱病)は、この【腐海】に似ています。

一見、人間には【不要で消し去りたい敵】のように感じられますが、
心を深く探究してみれば【危険から身を守ろう】としてくれているのです。
うつ(鬱病)は、
【私たちが人間らしくない生活でため込んだストレス】を
浄化するための環境を用意するように
私たちに忠告してくれているのではないでしょうか?

 

 

 

 

うつ病克服:うつ(鬱病)を患うと、やる気がでない理由!

うつ(鬱病)とは、
ハッピーに向かっていこうとする意思と意志が
一時的に相殺されてしまい戸惑っている状態です。


でもなぜ?うつ(鬱病)は、私の邪魔をするのか?

私は、自分の心を分析し、心の誤解に気づきました。

それは、うつ(鬱病)は“私を邪魔をしている”のではなく
“私を守ろうとしてくれている”ということでした。

うつ(鬱病)の目的とは?それは生命力の回復に専念させることでした。

動物は生命に関わる傷を負ったとき、傷が癒えるまでただじっとしています。

何もしようとせず、深い眠りにも落ちず、食事も取らず、静かに回復に専念します。

それはまるで何かに強く命令されているかのようです。

きっと生命力の回復に専念せよと、何かが強く訴えてるからではないでしょうか。

私は、うつ(鬱病)の症状に襲われるたび、
“きっとこの苦しい症状にも、何か役割があるんじゃないか?”

そんな視点で、うつ(鬱病)の症状を分析しました。

そして、自分の心にまず生命力の回復に専念させようとする意図を感じました。

人間の欲求には段階があります!

人間の欲求には段階があり、順々にしか満たせない。

心理学に、マズローの欲求段階説という考え方があります。

人間の欲求には、ピラミッドの段階があり、下から順々に満たされていく。

途中でどれかの欲求が満たされないと、次の欲求は満たせない。という考え方です。

 

その段階とは、

1段目:生命を維持したい。

2段目:安心を確保したい。

3段目:集団に所属したい愛されたい。

4段目:誰かに認められたい。

5段目:自分を更に価値ある存在に高めたい。

となっています。


うつ(鬱病)を患うとやる気がでないワケ!

うつ(鬱病)を患うことは、心にとって一大事です。

 

心は混乱し、体も疲れ切っています。

 

だから心(潜在意識)は、まず生命の安全を確保することを第一優先します。

つまり、行動や思考を制限して新たな危険に身をさらさないようにします。

これは非常に強力な指令、緊急事態宣言です。


心(潜在意識)の生命を維持し、
安心を確保したいという欲求が満たされない限り、

自分(意識)の
「会社に行かなければ!誰かに認められたい!いい仕事をしたい!」
という欲求は、はからずも順番待ちとなり空回りとなって
いつまでも満たされようがないというわけです。

火事の中を逃げ惑う時、安全が確保できるまで出世の事はどうでもいいですよね。

うつ(鬱病)を患った時もそれと同じです。

やる気が出ないのは、急いで欲求を満たそうとする自分(意識)を制限してるんです。

「今はそれどころじゃないんじゃないの?」と、
ちょっと待った!を掛けてくれているのではないでしょうか?

 

 

仮面うつ病

実はうつ病にかかってしまっているのに、
抑うつ気分などの精神症状よりも、
身体に先に症状が出てしまう場合が

あります。

これを「仮面うつ病」といい、身体症状が
目立ってしまって肝心の「うつ病」がマスクされて
しまうために、このように呼ばれます。

「仮面うつ病」の場合に出る身体症状は
様々です。

頭痛、めまい、耳鳴り、味覚異常、肩こり、
動悸、呼吸苦、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢、
便秘、腰痛、頻尿、残尿感、ふらつきなど。

現れる症状は人それぞれですが、あらゆる
身体愁訴が「仮面うつ病」の症状として
出現すると言ってよいでしょう。

このような場合、患者さんはまず内科などの
身体科を受診します。

そこで、いろいろ検査を行った結果、
「異常なし」とされますが、
相変わらず身体症状は続いています。

そのうちに、眠れない、気分が落ち込む、
悲しくなる、死んでしまいたい、などの
うつ症状が現れてきて、やっと精神科を
受診して「うつ病」と診断されます。

最近では、気の利いた身体科の医師は、
身体的な検査で異常ない場合に
「仮面うつ病」を疑って、精神科に
コンサルトしてきてくれます。

この場合、タイミングを逃さずに
うつ病の治療ができるので
とても助かります。

私が経験した「仮面うつ病」の中学生の
話です。、

毎回朝になると下痢を起こして不登校ぎみに
なってしまい、消化器内科を受診したところ
「どこも悪くない」と言われました。

それで親が無理やり学校に行かせようとした
ところ、フラフラと倒れこんでしまい、
救急車でまず内科に運ばれました。

その際、内科医師が精神科に診察依頼し、
詳細な診察の結果、「仮面うつ病」
と診断し、うつ病の治療を開始しました。

治療後2週間で下痢も止まり、うつ病も
4ヶ月で治癒し、元気に再び登校できる
ようになりました。